青森県医師会

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会長ご挨拶

この度は、選挙が無く、去る6月11日開催の第180回定例代議員会において、会長に選任いただきまして、有難く感謝いたしております。会員の先生方の期待に応えるように誠心誠意務めていく所存でありますので、よろしくご指導、ご支援をお願いいたします。

我われは、地域に根差した“かかりつけ医”として医療・保健・福祉活動を通じて、地域社会へ働きかけていくことが求められております。今後のさらなる少子高齢社会をみすえて、地域住民から信頼される「かかりつけ医機能」の能力を維持・向上させる必要があると思います。そのために、日医は、日医かかりつけ医機能研修制度を開始し、既に、平成28年度応用研修会が去る5月22日に行われました。今後も、基本研修、実地研修等を重ねていくことになります。これらの研修を通じて、しっかりした「かかりつけ医」として地域に根差した活動をしていくことが求められております。

また、青森県においては、短命県の問題が重要であります。このことに関しましては、過去20年以上にもわたって努力してきたのであります。平均寿命は確実に延びております。直近の県との差も詰めております。しかし、少しだけ足りない状態であります。弘前大学の中路教授がこの問題に取り組んでおられまして、先生の提案による「健やか力推進センター」を青森県医師会に設置し、活動を開始したところであり、既に1年が過ぎました。このような活動は、短期間に結果が出るというものではありません。しかし、必ず良い結果がでることは間違いないと思います。県でも予算をつけてこの活動を推進しております。しかし、実際に活動するためには、それ以外に多くの資金が必要なのであります。県医師会としても支援しているのでありますが、それでも足りないということで、先般会員の皆様から寄附をいただきまして、活動資金にさせていただきました。しかし、毎年、寄附金をいただくことはできません。今後の運営については充分協議を重ね、乗り切りたいと考えております。

青森県におきましては、青森県地域医療構想が策定され、今年度は、地域医療構想調整会議が構想区域の医療需要を議論することになるものと思います。地域医療構想は、医療機関の自主的な取組みによって実現していくものであり、都道府県に病床削減の権限は無いのであります。地域医療構想は、医療関係者自らが地域の医療を再構築していく仕組みであります。従って、将来へ向けてのそれぞれの地域の医療のあるべき姿をどのようにしていくか、について医療を担う医師会の構想をしっかりと考えて臨むことが必要であると思います。

わが国の社会保障制度は、医療・介護を中心に変革期を迎えております。2025年やその先を見据えた長期的な視点に基づく構造改革が検討されております。今後は財政を緊縮しようとする立場から、規制改革や成長戦略の名の下に、公的医療保険給付の範囲を縮減する圧力が続くことになるだろうと思います。社会保障は、社会の安定に寄与することを念頭に置いて実行されなければならないと思います。そのためには我われ医療者が時代に即した考え方で、適切な医療が提供できるように、提言し、実行していかなくてはならないと思います。

青森県医師会の活動の目的は、青森県の医療が充実し、さらに、保健・福祉・介護が一体的に提供できる地域包括ケアの体制の構築に万全を期することであると考えております。会員の皆様方には重ねてご協力とご支援をよろしくお願いいたします。

青森県医師会会長 齊藤 勝

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